2019年度・9月分読書会 活動報告(2)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

 

10月になりました。

読書の秋、という言葉をよく耳にする時節です。

ただ、

私が住んでいる京都だけではないと思いますが、

とてもとても暑いです。

「まだ8月下旬だっけ?」

と疑いたくなるくらい、常に汗まみれです。

一週間に、最低3日は屋外労働をする身としては、さっさと涼しくなってほしいです。

おそらく「涼しくなったなー」と思う間もなく、「寒い!凍る!」と震えていると思いますが……。

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今回は「2019年度・9月分読書会 活動報告(2)」ということで、
読書会の常連・秋山○さん(@iJJVl6Gf8VdAh1T)のレジュメと感想、
及び幽々さん(@yuu_yuu_ziteki_)の感想を掲載したいと思います。

 

秋山○さんのレジュメ↓

 

秋山○さんの感想↓

読書会に参加する前、『人間問題』の内容と「人間問題」というタイトルが不釣り合いな気がしていた。それは現代の私にとっての人間問題はもっと別のものになってしまったからで、『人間問題』が書かれた1934年の韓国では労働問題が重要な問題となっており、それゆえの「人間問題」というタイトルになっていた。
 今回の課題図書、姜敬愛『人間問題』はハングルで書かれたもので、推薦者である韓国人の炭山さんが原文で読んで参加してくださった。そのため自分の抱く疑問であった日本語で分からない言葉は随時質問させてもらい、かくキャラクターの名前など原文での意味などを教えていただき、文学において原典にあたるということの重要性を実感する読書会だった。

 

幽々さんの感想↓

幽々です。今回の読書会はほとんど課題図書が読めずにでの参加となりましたが、深い問題について語り合えました。人間の深いところに関わる問題についての本がまた課題図書になると嬉しいです。

(本ノ猪コメント:本読書会では、課題図書を読了できていない方の参加も大歓迎です。読書会中でのレジュメを使った発表を通して、「よし手に取ってみよう!」と思ってもらえればと考えています。もちろん、読んできてから参加した方が、議論に加わりやすいという一面もあります。自分にあった仕方で、参加をご検討ください!)

 

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 姜敬愛著、大村益夫訳『人間問題』(平凡社、2006)⇒https://amzn.to/2mgy0xe

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以上で「2019年度・9月分読書会 活動報告(2)」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。