2020年・8月分読書会 活動報告(2)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

今回は「2020年・8月分読書会 活動報告(2)」ということで、「秋山白さん(@iJJVl6Gf8VdAh1T)」のレジュメを掲載します。

 

レジュメ↓

 

 

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J・D・サリンジャー著、村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)⇒https://amzn.to/31fzZm0

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秋山白さんのレジュメでは、高校時代以来の再読を通して見出せた『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の魅力が示されていた。
秋山さんは、高校時代に野崎孝訳の『ライ麦畑でつかまえて』を読んだとき、主人公のコールフィールドをあまり好きになれなかったという。しかし、数年後の再読によって、本文の細かい点に目を向けてみると、コールフィールドに「近さ」を感じられるようになった。
秋山さんの本文への視線には、なかなか面白いものが多く、例としてレジュメに示されているスーツケースの話や、読書会中に話してくださった「アヒル」の話など、きちんと読み込んでいないと読み飛ばしてしまいそうなエピソードに目が向けられていた。そのことによって、ほかの参加者も触発されて、議論が盛り上がったように感じたので、秋山白さんには感謝したい。

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以上で「2020年・8月分読書会 活動報告(2)」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。