2019年度・4月分読書会 活動報告(1)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

4月28日(日)の14時から18時までの4時間、

4月分読書会を開催しました。

課題図書は、

日本でもベストセラーになった、

ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』上下巻

なかなかのボリュームでしたが、

読書会参加者の協力により、

無事盛況のもと終わることができました。

心から感謝します。

 

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話は変わりまして、

4月28日(日)はGWの真っただ中でした。

みなさんはGW、どのような日々をお過ごしになりますか?

仕事がある方や、休日であっても外出はせず、家でゆっくりと過ごす方、

いろいろな方がいらっしゃるかと思います。

私の個人的なGWの楽しみ方は、大阪と京都の古本まつりに足を運ぶことです。

 

大阪⇒第17回「四天王寺春の大古本祭り」

   日時:2019年4月26日(金)~5月5日(日)

京都⇒第37回 「春の古書大即売会」

   日時:2019年5月1日(水)~5月5日(日)

 

とにかく最高です。関西圏に足をお運びの際は、ぜひ上記の古本市にもお立ち寄りください!

 

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今回は、「2019年度・4月分読書会 活動報告(1)」ということで、秋山白さん(@akiyamahaku)のレジュメと感想文を掲載します。

 

レジュメ↓

 

感想文↓

 「第1部第3章、4章・第5章の箇所を担当しました秋山白です。レジュメにも書きましたが自分の専門ともかぶる最も古い時代の話なので興味を持つながら読ませていただきました『サピエンス全史』は4月に入る前には読み終わっていたので、正直下巻はうる覚えでしたが各人のレジュメにて思い出しながら参加させてもらいました。特に炭山さん(@kingtyrano)に解説していただけた12章宗教の法則人間を崇拝する宗教として人間至上主義があがっていたのは驚きました」

 

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 今回、秋山白さんには、『サピエンス全史』の第1部第3、4章と第2部第5章のレジュメづくりを担当して頂いた。なぜこの部分を秋山白さんが担当することになったかというと、レジュメ内にもあるように、秋山白さんは大学で民俗学を専攻しており、今回の担当部分のテーマと内容が一致するからである。一応、担当の章のタイトルを以下にあげておく。

第1部 認知革命

    第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし

    第4章 史上最も危険な種

第2部 農業革命

    第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇

 秋山白さんが担当した章で、ハラリが強く語っていたのは、「狩猟採集民より農耕民の方が優れている」という通念への疑問である。「え? 違うの?」と思った人は、ハラリが次々と述べ立てる事実に、驚きを隠せないだろう。以下に幾つか、引用する(秋山白さんのレジュメより)。

 

「農業革命は、安楽に暮らせる新 しい時代の到来を告げるにはほど遠く、農耕民は狩猟採集民よりも一般に困難で、満足度の低い生活を余儀なくされ」(P107L8)

ホモ・サピエンスがそれらを(小麦、稲、ジャガイモ)を栽培したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化された」(P107L16~17)

 

ぜひ、実際に『サピエンス全史』を手に取って、内容に驚愕してほしい。

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以上で、「2019年度・4月分読書会 活動報告(1)」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。