2020年・3月分読書会 活動報告(1)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

3月29日(日)の14時00分から18時00分までの4時間、

3月分の読書会を開催しました。

課題図書は、

 

岩明均寄生獣』(全10巻、講談社、1990~1995)⇒https://amzn.to/2ToowwD

 

でした。

 17歳の青年・泉新一と彼の右手に寄生したミギーの共存を通して、「人間とはなにか」という問いが読者に突き付けられます。全十巻とは思えない、重厚な作品でした。

 

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岩明均寄生獣』(全10巻、講談社、1990~1995)⇒https://amzn.to/2ToowwD 

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今回は「2020年・3月分読書会 活動報告(1)」ということで、本ノ猪(@honnoinosisi555)のレジュメと感想文を掲載したいと思います。

 

レジュメ↓

 

感想↓

今回は、漫画作品『寄生獣』を取り上げて、読書会を開催しました。

 『寄生獣』に描かれている社会状況は、現在、日本及び世界で新型コロナウィルスが猛威をふるっている状況と似ているところがあります。ある日、得体の知れない生物が、人間の中に入り込み、他の人間に様々なアクションを起こすようになる。そのアクションに気付きはじめた人間は、一種のパニック状態になり、様々な憶測やデマに晒されることになる……。『寄生獣』の中の世界には、まだ「携帯電話」という端末が存在いないため、個人個人が情報を発信することを可能とする手段はありませんでした。一方、現代の人々にはその手段があります。このことは良い面もありますが、デマを流す温床になっている事実も見逃せません。このような良悪兼ね備えた複雑な社会に、私たちは生きています。

 

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以上で「2020年・3月分読書会 活動報告(1)」を終ります。

ご覧頂きありがとうございました。