2019年度・12月分読書会 活動報告(3)
みなさん、こんにちは、本ノ猪です。
今回は「2019年度・12月分読書会 活動報告(3)」ということで、「ニシムーさん(@sn19891217)」と「ふかみんさん(@arisaemaurashi)」の読書会参加後の感想を掲載したいと思います。
ニシムーさんの感想↓
「読書会お疲れさまでした。例によって感想は苦手なので拙い言い方をすれば楽しかったです。喋るタイミングが難しかったというか、ポンコツ故にトンチンカンなことも考えてたかも、、、ボクとしては日本の現代的な恋愛と西洋の恋愛観や家制度と恋愛結婚の話に持っていきたかったけど、独りよがりになりそうだったので自重したところがある。」
(本ノ猪コメント:ニシムーさん、読書会に参加いただきありがとうございました。ニシムーさんに自重させてしまったようで、大変反省しております。どうしても読書会はレジュメ発表者の話す時間が多くなってしまう傾向があり、とくに今回は私(本ノ猪)がしゃべりすぎたきらいがあります。今後ニシムーさんに参加いただくときは、積極的に話をふりたいと思います。そのときはよろしくです!)
ふかみんさんの感想↓
「今回は課題図書を全て読みきれなかったのが悔やまれますが、リリィさんのレジュメのおかげで、全体のストーリーが把握できてよかったです。
私は漫画版しか読んでないのですが、ぜひ皆さんにも読んで頂きたいと思います。森川久美の表現するエリザベートは、男性でも充分楽しめる物だと思います。
宝塚歌劇団の独特な世界観はたぶん、劇場に行かないと良さが分からない物だと思います。一度は観に行きたいと思わせられました。
エリザベート皇后のキャラクターはそれぞれ、小説版、漫画版、劇場版……色んな形で語られていますが、魅力的なキャラクターとして描かれているのは、恐らくエリザベート皇后自身が魅力的な人物だったのだと想像出来ます。
トートは黄泉の帝王として描かれていますが、私には死そのものを具現化した物だと思えました。辛い時、悲しい時、死は甘く魅力的に誘惑する……黄泉の帝王トートは苦境に立つ人なら、もしかしたら誰もが遭遇し得るのではないかとも思います。
今回の読書会は、女性の選んだ、まさしく女性の為の作品にも関わらず、男性メンバーも積極的に参加して下さり、ありがたかったです。」
(本ノ猪コメント:先月に引き続き、読書会に参加いただきありがとうございました。ふかみんさんには森川久美版エリザベートにおける「黄泉の帝王トート」の位置づけを紹介して頂いたことで、課題図書の中では曖昧さが残っていたトート像を鮮明なものにすることができたように思います。)
ミヒャエル・クンツェ原作、小池修一郎著『エリザベート 愛と死の輪舞』(角川文庫、1998)⇒https://amzn.to/36fbPc2
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以上で「2019年度・12月分読書会 活動報告(3)」を終ります。
ご覧いただきありがとうございました。