2019年度・8月分読書会 活動報告(2)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

最近の京都は、眩暈を生じさせるようなアツさが去った代わりに、外出を憂鬱にさせる雨(雲)が居座っています。

自転車移動がメインの人間からすると、「あーあ」と溜息しかでない天気です。

また、自身が生活の諸経費を稼ぐための労働も、大半が「屋外」で行なわれるので、もう一つ「あーあ」と溜息をつきます。

溜息ばかり出しても仕方ないので、「涼しくなったのだからいいではないか」と自分を納得させようとするのですが、やはり溜息はとまりません。

困ったものです。

涼しくなることで一番助かるのは、「読書」のしやすい環境が整えられるということではないでしょうか。

7月から8月は「家ではエアコンは使用しない」というルールを決めていましたので、とても我が家に本を読めるような状況はありませんでした。

一方、8月も下旬になると、自分の部屋でゆっくりと本を読めるようになりました。

7・8月は思ったより本を読むことができなかったので、これから気合を入れて本を読んでいきたいと思います。

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今回は「2019年度・8月分読書会 活動報告(2)」ということで、読書会参加者の感想を掲載したいと思います。


つるばみさん(@thurubami_ramu)↓

「今回の読書会は、自分の中で最も知識が身についたものとなりました。
私は歴史に詳しくなく、登場人物の名前すら知らなかったのですが、レジュメを見ることでどのような偉人かが理解できました。

 また、本作の最も面白い部分などもわかりやすくまとめられていて良かったです。」

⇒(本ノ猪コメント:つるばみさんが読書会に参加してくれたおかげで気付けたことは沢山あります。私は、「『ヒト夜の永い夢』の登場人物たちは、そのほとんどが著名であるため、読者の多くが人物一人ひとりのバックボーンを踏まえた状態で物語を楽しむことができるなー」と思っていました。しかし、つるばみさんから「南方熊楠って有名なん? 知らんかったー」と言われたことで、この小説を楽しむために当然なくてはならないと思っていた要素が一つ吹き飛んでいったことを感じて、唖然としました。結果的にはつるばみさんも「面白い」と言ってくれたので良かったのですが、「小説を薦めるのは大変だ」と改めて思いました。)

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 柴田勝家『ヒト夜の永い夢』(ハヤカワ文庫JA、2019)⇒https://amzn.to/2yIqWMA

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以上で「2019年度・8月分読書会 活動報告(2)」を終ります。

ご覧頂きありがとうございました。