2019年度・7月分読書会 活動報告(3)
みなさん、こんにちは、本ノ猪です。
今回は「2019年度・7月分読書会 活動報告(3)」ということで、
「リリィさん(@Liry_doll)」のレジュメと感想を、以下に示したいと思います。
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レジュメ↓
感想↓
「今回は初めてレジュメを作成させて頂き、とても楽しかったです。途中で離席してしまいましたが、それでも色々なお話が聞けて貴重な経験となりました。
私のレジュメではネットカルマを読んで思い出したSくん(という友人)を主軸に据えて書いているのですが、参加者の皆様もそのような人にエンカウントした経験があるお方が多く、伺ったお話は自分に役立てられそうなものが多かったです。
次回も楽しみにしています。」
課題図書:佐々木閑『ネットカルマ』(角川新書、2018)⇒https://amzn.to/2JjQ6Hx
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今回リリィさんは、自身の知人(Sくん)のことを例として取り上げて、以下の問いを読書会参加者に提示していました。
1 S くんのような人間はどのような方法をもってカルマからの解脱に至ることができるか
2 自分も S くんのような人間に遭遇したことがあるか
3 自分も S くんのような振る舞いを見せたことがあるか
レジュメ内で紹介されていたSくんは、自身の考えを「客観的に正しいもの」「正義にかなったもの」として捉えて、周囲にいる「間違った考えをもつ人(だとSくんが思っている)人」を徹底的に攻撃することを、一つの生きがいとしている人間らしい。
読書会参加者の多くは、このSくんの存在を知らなかったため、「なるほど、そんな人もいるのか……」と想像するしかなかったのだが、「自分の友人にもそういう人はいる」や「自分自身そういうところがある」という感想を漏らす人がいた。後者の「自分自身そういうところがある」の背景には、誰もが自身の考えをSNSなどを通して発信することができるようになった、インターネット社会の発展があると言える。
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以上で「2019年度・7月分読書会 活動報告(3)」を終ります。
ご覧頂きありがとうございました。