2019年度・7月分読書会について

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

読書会を本格的に始めて2度目の夏がやってきました。

「夏」という季節は、本を読む場所が限定される、大変読書に不向きな時期です。

勿論、風に揺れる風鈴の音をききながら、寝転がって本を読むのもまた一興だとは思いますが、あいにく自分の極狭部屋では、それは不可能です。悲しいものです。

そのような季節の中でも、いつも通り「読書会」は開催します。

今月の課題図書は、「ネット」と「仏教」が二大テーマとなっている一冊で、大変読みやすい内容となっています。

ぜひこの機会に、本読書会にご参加ください。ご連絡お待ちしています。

 

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今回は、「2019年度・7月分読書会について」ということで、

7月分読書会の概要について、簡単に示したいと思います。

 

【7月分読書会概要】

○課題図書:佐々木閑『ネットカルマ 邪悪なバーチャル世界からの脱出』(角川新書、2018)https://amzn.to/2JjQ6Hx

○開催日:7月某日

○開催場所:京都某所

○参加方法:できるだけ事前に課題図書を読んでくる(「絶対」ではない)。

      京都へ現地参加 or Skype参加。

*読書会参加希望の方は、Twitter:本ノ猪(@honnoinosisi555)に連絡をお願いします。ご参加、お待ちしています!!!

 

(参考資料:『ネットカルマ』の目次)

まえがき ネットカルマとはなにか

第一章 現代社会が生んだ新しい苦

 仏教はストレスと闘うために生まれた

 仏教前夜――古代インドでは何が「苦」だったか

 ブッダの考えた業と因果

 ブッダは「生きることは苦しみだ」と気づいた

 「ニュートラル」に生きるとは

 善の仏教的二重構造

 善のインスタント化

 日本的業の世界

 現代社会に現れた新しい「業」と「苦」

 技術には良いも悪いもない

 インターネットと業

 あらゆる場面が刻々と記録されていく

 業の世界に神はいない

 より悪質な業

 いびつな因果システム

 すべての人間が「歴史上の人物」になる?

 忘れてもらえない恐ろしさ

 世代を超えてしまう業

 くり返し降りかかる業の報い

 ネットに縛られた苦しみの世界から抜け出すために

第二章 ネットカルマに対抗するために

 善と悪の基準は何か

 ネットの中にある善悪の二重構造

 ネットの価値観から離れるために

 すべて建前で生きる

 ネット上のサンガ

 自分自身の価値観を築く

第三章 ネットカルマが襲いかかってきたら

 子どもたちに負の側面を教える

 「ばれないだろう」はすでに古い考え

 ネットカルマの報いを受けている人たちをどう受け止めるか

 生老病死インターネット

 ネットで苦しむ人たちへの言葉

 世界観の転換

 共感者がいるという確信(世間の目は必ず変わる)

 同じ境遇の人との連携

 新たな世界を作っていこうという意志

第四章 ブッダの言葉に学ぶ

 時代を超えて普遍的な価値を持つ言葉

 ブッダの言葉

 真の賢人の言葉

あとがき

 

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課題図書:佐々木閑『ネットカルマ 邪悪なバーチャル世界からの脱出』(角川新書、2018)⇒https://amzn.to/2JjQ6Hx

 

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以上で「2019年度・7月分読書会について」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。