10月分読書会 活動報告(2)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

 私は、定期のバイトとともに、不定期の短期労働をしているのですが、その帰り道に本を読んだり、音楽を聴いたりするのが好きです。

 本を読むのは、主に帰りが電車やバスなどの交通機関を使う場合に限られ、歩いて帰る時には、二宮金次郎のように歩き読書をするわけにはいかないので、iPodを片手に音楽を聴きます。

 帰り道は、そのほとんどがビルとビルの間の路地を歩き、幾つかのコンビニを横目に家路に着きます。そうすると自然と、「この風景にあう曲は何だろう」と探究欲が湧いてきます。

 最近発見して、短期労働の帰り道にいつも聴いているのは、寺尾紗穂さんの「幼い二人」という曲(詳細は⇒https://amzn.to/2OSvn1K)。寺尾さんは、先日(10月14日)、『彗星の孤独』(スタンド・ブックス、2018、https://amzn.to/2SiLIuV)というエッセイ集を出され、帰り道の電車の中で楽しませて頂きました。

 ぜひみなさんも、寺尾さんの曲と文章に触れてみてください。

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今回は「10月分読書会 活動報告(2)」ということで、秋山白さん(@akiyamahaku)のレジュメ&感想文を、以下に掲載したいと思います。

レジュメ↓

感想文↓

 「今回読書会では、海外小説を初めて取り扱うということもあり、皆さんは翻訳特有の文章について指摘していた。自分は小説畑の人間なのできにもとめませんでしたが、翻訳小説を読みなれない人にとっては新鮮な文章に写るものだと思いました。」

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秋山白さんは、大学で民俗学を専攻し、小説家を目指している方で、結構西洋文学を読んでいる友人です。

今回も参加者の中で、きっちりと本を読了し、疑問点を中心にレジュメを纏めてくださいました。

レジュメの注目すべき点としては、小説家を目指していることもあり(感想文にもあるように)、「こういう風な設定に変えたら…」という指摘があった。特に「双子設定や人工授精の場合」はどうだろうか、という主張には、考えさせられる所があった。今回の『憂鬱な10か月』は、赤ちゃんが母親の胎内で一人頭を回転させ続ける話であったため、「もう一人赤ちゃんがいたら…」という想像を巡らすことは、大変楽しかったです。

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以上、「10月分読書会 活動報告(2)」を終ります。

ご覧頂きありがとうございました。