7月分読書会 活動報告(1)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

京都は猛暑の日々が続くかと思いきや、突然の突風・大雨、そしてまた猛暑に回帰。

大変居心地の悪い状況が続いています。

7月分読書会も、開催日が7月29日(日)であり、台風の進路状況によっては、中止も考えましたが、何だかんだで当日は雨は降っておらず、むしろ少し風が吹いていて涼しいという感じでした。

無事に開催できたことを、心から喜んでおります。

課題図書の推薦及び投票、読書会への参加など、ご協力頂いた方に感謝いたします。

ありがとうございました。

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 今回は「7月分読書会 活動報告(1)」ということで、

今月の課題図書・三木清『哲学入門』(岩波書店、1940年)を推薦してくださった、

K.さん(@kei__sui)のレジュメと感想文を以下に示したいと思います。

感想文↓

「選書した身としては、自分が選んだ本で参加していただけた事がまず嬉しかったです。知識は大事ですが、まずは自分で考えられる範囲から哲学を捉える機会になり、何より参加者の方々の解釈を聞くことが出来て、とても楽しかったです。
ありがとうございました。」

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今回、K.さんは初発表の中、「どこが入門書なんだ?」という参加者全員の思いを代弁してくれる様な形で、一章ごとに腑に落ちた所、分らない所を共有し、参加者全員と考えていけるレジュメ作り&発表をしてくださいました。

読書会中、特に議論になったのは、

 

ベルグソンの「閉じた社会」論。

ゲーテ「生産的なもの、それのみが真理である」の中の「生産的」とは何か。

・動物的衝動と人間的衝動の差異について。

 

K.さんは6月分読書会ではSkypeでの参加でしたが、今回は実際に開催地(京都某所)に足を運んでくださり、大変有難かったです。

読書会終了後の懇親会においても、興味深い村上春樹論を展開してくださり、

「改めて村上春樹を読まねば」と思いました。

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以上、「7月分読書会 活動報告(1)」を終わります。

ご覧頂きありがとうございました。