3月分読書会 活動報告(3)
こんにちは、本ノ猪です。
桜の季節。
京都は急に暑くなってまいりました。
本を読んでいると、手汗が気になって仕方がありません(´;ω;`)
エアコンをつければいいという話でしょうが…あまり突っ込まないでください(笑)
前回お伝えしましたように、
今回は活動報告(3)ということで、
二人目の発表者であった、つるばみさんのレジュメを公開します。
つるばみさんは、今回が読書会初参加で、
ニーチェに関する著作に触れる機会もほとんどなかったそうです。
つるばみさんのレジュメの興味深い点は、
「なぜこの課題図書を推薦したか」の章に、
「MBTIという16分類の性格検査」を用いて、
ニーチェと自身が同じ傾向にあることを確かめた上で、
課題図書に向き合っている点です。
これは大変面白い試みであり、他の参加者も興味津々でした。
今回の課題図書の中で、清水真木氏は、
ニーチェを自伝的要素から読み解いていくことを、しきりに訴えていました。
そこにはニーチェの言葉の表面だけをなぞり、自己弁護のために利用する態度への批判が含まれていました。
つるばみさんのニーチェ理解は、ニーチェの言葉だけでなく、彼の何気ない日常や生き方の中から、自身と共通する部分や相違点を取り出すことで、生み出されたものです。
「生きるニーチェ」に注目したレジュメ&発表になっていたと思います。
また、レジュメからは少し離れますが、
つるばみさんは読書会中、参加者全員への気配りがあり、
大変、ありがたく感じておりました。
ここまで見ていただいた方には、分かると思いますが、
前回のゆずとそでさんのレジュメと、
今回のつるばみさんのレジュメは、
問題設定も関心事も、各々異なる部分を持っています。
お二人のレジュメを参照するなり、オリジナルなものでもいいので、
是非、読書会で、お互いに発表し合いましょう!
長くなりました。
次回(4)は、堀井さんのレジュメです。
それでは、失礼いたします。