2019年度・6月分読書会 活動報告(5)

みなさん、こんばんは、本ノ猪です。

今回も前回(4)に引き続き、参加者の読書会終了後の感想を紹介したいと思います。

読書会参加者の「生の声」をご覧ください!

 

f:id:honnoinosisi555:20190613183408j:plain

課題図書:アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』(早川書房、2004)⇒https://amzn.to/2YVG847

________________________________

それでは以下より、「炭山さん」と「リリィさん」の読書会参加後の感想を掲載したいと思います。

 

炭山 韓国読書会さん(@kingtyrano)の感想文↓

アガサ・クリスティーの作品と聞いて、普通の推理小説だと思いましたが、とても深い内容で驚きました。
 孤立した砂漠で繰り広げられる内なる煩悩や事件を一つ一つ追っていく中で、まるで擬似体験をしているみたいで、作者の筆力に脱帽しました。
 今回皆さんの鋭い指摘や解釈を聞いて、曖昧にしていた部分が大分はっきりしたので、読書会の良さを改めて実感しました。」

 

リリィさん(@Liry_doll)の感想文↓

「初参加で最初は緊張していましたが、のびのびと意見を述べることができて楽しかったです。
 今回はキリスト教的な視点に立った解釈をいくつか述べさせて頂きましたが、暖かく聞いていただけてとても嬉しく思いました。また、自分一人で読んでいたら見落としていたであろう点にも気がつくことができて有益な時間でした。
 今後も参加させていただきたいです。」

______________________________

以上で「2019年度・6月分読書会 活動報告(5)」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。

 

2019年度・6月分読書会 活動報告(4)

みなさん、こんばんは、本ノ猪です。

今回の(4)と次回の(5)の記事では、読書会参加者の読書会を終えての感想を掲載していきたいと思います。

私が読書会の感想をブログ内で掲載しているのには理由があります。

それは、この「生の声」を目にした「未だ読書会に参加されていない方」に、「読書会かー、参加してみようかなー」と少しでも関心を持ってもらうためです。

本読書会は「京都」で開催していますが、「Skype」という会話ツールを使ったインターネット通話による参加も受け付けています(今月の読書会では、3人の方がSkype参加でした)

ぜひご参加ください! お待ちしています!

f:id:honnoinosisi555:20190613183408j:plain

課題図書:アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』(早川書房、2004)⇒https://amzn.to/2YVG847

___________________________

それでは以下より、読書会参加者の「幽々さん」と「まささん」の読書会参加後の感想を掲載したいと思います。

 

幽々さん(@yuu_yuu_ziteki_)の感想文↓

「幽々です。今回の読書会の課題図書、『春にして君を離れ』は主人公のジョーン・スカダモアが旅先から帰る途中に足止めをくらい、退屈な時間の中で自分が自覚していなかった醜い自分像を直視するという恐ろしい内容でした。本の裏のあらすじには「ロマンチック・サスペンス」と書かれていますが僕はむしろサイコホラーの類に読み取れました。僕は人のアイデンティティは現実的な自分の属性ではなく自分の理想像の属性に左右されるという持論を持っていますが、それはつまり自分のアイデンティティとは真逆の自分が真実の自分であるという可能性を常に秘めているということでもあります。自分の中の自分像とはかくも脆い偶像、悪く言えば虚妄でしかないという事を眼前に突きつけられる事のなんと恐ろしい事か。自己に対する信頼という生皮を剥かれるような恐怖感、これをサイコホラーと言わずなんと呼ぼうか。と僕は感じたのですが、読書会を通じてみるとこの本をまた別の角度から読む方もいるようでした。恐らくこれは読者が読者自身をどう捉えているかによって読み方が変わるものなのではないかと推察しました。著者、アガサ・クリスティがどの読まれ方を意図して書いたのか、それとも色んな読まれ方をされることを意図して書いたのかは定かではありませんが、僕はこの作品は人の内面に巣食う自己欺瞞に警鐘を鳴らす作品だと読みました。ただ、そうと読めないのであれば、そうと読まない方がいいものだとも思います。きっとそれは直視出来ない程に辛い現実だから、「君はひとりぼっちだ。これからもおそらく。しかし、ああ、どうか、きみがそれに気づかずにすむように。」というこの言葉は、全ての人々に向けられたものかもしれないと思わずにはいられませんでした。」

 

まささん(@syagakingzaki)の感想文↓

「はじめのうちは

「登場人物たちの人間性が、何だか我が家のことを書いているみたいだな…。」

くらいの自分自身を振り返る内容のように感じでいましたが、読書会を通じて"その人の数だけあるものの見方"を知り、

「私自身も思っている以上に視野が狭かったり、自己欺瞞だったりすのだな…。」

という発見がありました。とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

改めまして、ありがとうございました。」

___________________________________

以上で「2019年度・6月分読書会 活動報告(4)」を終ります。

ご覧頂きありがとうございました。

 

 

2019年度・6月分読書会 活動報告(3)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

今回は「2019年度・6月分読書会 活動報告(3)」ということで、

「秋山白さん(@akiyamahaku)」のレジュメと感想文を掲載したいと思います。


レジュメ↓

 

 

感想文↓

 「行間を読むことを実感した読書会だった。
自分は最後、ジョーンが己の無知さに気づきながらもロドニー許にしをこわなかったと思った。
 しかしつるばみさんは逆の解釈の可能性をしめした。
 「ちょっと、もうちょっと、あのひとに息つく暇を。」のジョーンのセリフ、これはロドニーに息をつかせるためジョーンはあえて無知を装っているのではいか?という意見だった。
 自分はそう読めなくはないと思った。自分はジョーンではないかという疑いをもった恐ろしい読書会だった。」

 

f:id:honnoinosisi555:20190613183408j:plain

課題図書:アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』(早川書房、2004)⇒https://amzn.to/2YVG847
____________________________

 秋山白さんは、読書会の常連さん。参加者の中でも一二を争う「小説読み」の立場から、今回の『春にして君を離れ』を読み、レジュメを作ってきてくださった。

 レジュメ内で秋山白さんは、小説の中の二つの家族レスリー家」と「ジョーン家」を比較することによって、物語の中心テーマとなっている「愛」「勇気」「幸せ」の内実を掴もうとしている。

 愛というものは、なかなか「相互的」なものにはなりえず、その多くは一方的な押し付けに終わってしまう。それは単に「片思い」といった現象だけに留まらず、実際に恋人関係・夫婦関係になっていたとしても起こり得る。今回の課題図書『春にして君を離れ』の主人公・ジョーンも、その「一方的な愛」「相互的な愛」と理解(誤解?)して、日々を生きている女性であった。それは彼女の夫である「ロドニー」についても言える。彼は、妻・ジョーンに自分の感情をありのままに伝える「勇気」を持ち合わせていない。その結果、ジョーンとロドニーの間には少なからずの「愛」があったとしても、その濃度には大きな差が生まれてしまっている。

「愛」は複雑である。

________________________________

以上で「2019年度・6月分読書会 活動報告(3)」を終ります。

ご覧頂きありがとうございました。

2019年度・6月分読書会 活動報告(2)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

なんと7月になってしまいました。

先月は「なんと6月になってしまいました」と嘆き、

先々月は「なんと5月になってしまいました」と嘆く。

そして来月には、

「なんと8月になってしまいました」と嘆くのだろう。

時が経つのがはやくて、嫌になります。

 

嘆いていても仕方がない。時間の経過など気にせず、本を読み続けたい。

f:id:honnoinosisi555:20190613183408j:plain

課題図書:アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』(早川書房、2004)⇒https://amzn.to/2YVG847

___________________________

今回は「2019年度・6月分読書会 活動報告(2)」ということで、「ましょさん(@Eg7reVG4FmCtYmu)」のレジュメと感想文を掲載します。

 

レジュメ↓

 

感想文↓

 「前回の時とはちがい今回はレジェメを作成して、発表するという機会をいただき感謝しております。平凡な感想しか言えなくて、もうちょっとしっかり読み込んで作り込むべきだったなと少し後悔しております。十枚の相関図付きのレジェメを書き上げたつるばみさんを見習いたいです。
 今回で2回目となりますが、やはり他の方と意見を言い合うことによって、自分では関心をもっていなかった箇所や見過ごしていた場所にも光が当たるようになり、「その考えはなかった」とか、「そうだったのか」とか唸るところが多々ありました。
 私が最も唸ったのはリリィさんが「神よ、罪人なる我を憐れみたまえ」という文章が、ルカ福音の「ファリサイ派の人と徴税人のたとえ」からの引用で、他人と比較して自分の善さを主張するファリサイ派の人と神に対してただ憐れみを乞う徴税人の話が、物語のジョーンとブランチの態度と一致しているという指摘でした。あと秋山白さんの「ジョーンの愛+レスリーの勇気=サーシャのいう神の聖者」という式はレスリー家には愛がないという部分が完全に抜け落ちていた私にとって「はっ」とさせてくれる意見でした。あと面白かったのは、炭山さんが韓国版では「春にして君を離れ」という文章は「春に私はいなかった」と訳されていると言っていたことですね。同じ言葉でもこれほど翻訳によって変わるものかと、改めて言葉の面白さを実感しました。
 下らないこと駄文を少し書きすぎてしまいましたが、とても楽しい読書会でした。また、参加したいと思っておりますので、そのときはよろしくお願いします。」

 

 _____________________________

今回、ましょさんは、読書会2度目の参加でした。

1度目は「Skype」での参加で、今回は現地(京都)参加です。

お足元が悪い中、兵庫からかけつけてくださったましょさんには、心から感謝します。ありがとうございました。

ましょさんは、レジュメ内及び読書会での発言において、「『春にして君を離れ』を読んでいると身につまされる思いがした」と語っていました。以下に、レジュメから文章を引用します。


「この頃、将来のこと、特に家庭を持つことについて真剣に考えなければいけないなと漠然とした不安に襲われるようになりました。親からも「いい人はいないのか」とネチネチ言われるようになり日々、肩身の狭い思いをしております。」

 

読書会の参加者は20代が多かったこともあり、自分の人生の進路に不安を覚えている人が少なくありません。このような中で、『春にして君を離れ』を読むことは、ある意味では辛い体験でした。

______________________________

以上で「2019年度・6月分読書会 活動報告(2)」を終りたいと思います。

ご覧頂きありがとうございました。

 

 

 

2019年度・6月分読書会 活動報告(1)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

6月30日(日)の14時から18時までの4時間、

6月分の読書会を開催しました。

課題図書は、

アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』早川書房、2004⇒https://amzn.to/2YVG847)。

「ミステリーの女王」として世界的な人気を誇るアガサが、

あえて「メアリ・ウェストマコット」という別名義で発表した作品です。

読書会参加者は、自分自身の性格・人生と、物語の登場人物である「ジョーン」や「ロドニー」のそれと重ねながら、本書と向き合っていました。

今回もとても有意義な読書会になったと思います。

 

______________________________

今回は「2019年度・6月分読書会 活動報告(1)」ということで、

今月の課題図書(『春にして君を離れ』)の推薦者である「つるばみさん(@thurubami_ramu)」のレジュメと感想文を掲載します。

 

レジュメ↓

 

感想文↓

 「ふざけを極限にまで抑えまじめにレジュメを書きました。
その甲斐あってそれなりに充実した読書会になったんじゃないかなぁと愚考いたします。
なんでもいいので感想ください。待ってます。」

 

 

f:id:honnoinosisi555:20190613183408j:plain

課題図書:アガサ・クリスティ『春にして君を離れ』(早川書房、2004)⇒https://amzn.to/2YVG847
______________________________

今回のつるばみさんのレジュメは、計10枚にもわたる「大作」です。

内容としては、

作品概要

著者概要

著者成育歴

登場人物関係図

重要人物紹介

本文要約

作品総評

作品考察

という構成になっており、『春にして君を離れ』の全体像から細部に至るまで、詳しい説明が施されています。どの項目も読みごたえがありますので、ぜひ実際にレジュメを読んでみてください!

 本記事では、つるばみレジュメの中から「作品総評」の部分を、以下に引用してみたい。


「この本(筆者註:『春にして君を離れ』)は、ロマンチック・サスペンスというジャンルではあるが、読み手の自己欺瞞を暴くミステリーという考え方もできる。
 巻末の栗本氏を否定したいわけではないが、この本を読んで「ジョーンのようになりたくない」と思ってしまったら、それは 1 章でブランチのことを可哀想だと思っていたジョーンと全く同じこと、つまりは他人を憐れむという自己欺瞞に晒されているといえるだろう。同じ穴の狢なのだ。 また、ジョーン以外の登場人物、例えばロドニーやエイヴラルに感情移入する人もいるだろう。しかし考えてほしい、彼らの作中の描写は「幸福」といえる状態だっただろうか?
 「ジョーンのように他人に迷惑をかけるよりは、幸福を捨てた方がマシだ」という人もいるかもしれない。しかしそれならば、「幸福より義務を重んじるべき」と考えていたジョーンと何が違うのだろうか? 結局のところ、多くの人間は他人と自分を比較し無意識的に憐れんでしまう側面がある。そのことを分かりやすく描き、明確な被害者というものが存在せず、限りなく現実的な描写で読み手に伝えられている価値のある作品と言える。 」

 

 私たちは「ある物語」に触れるとき、その中の登場人物の考え方や行動に、共感を覚えたり反感を覚えたりすることは少なくない。「この登場人物は私と似ている」「私はこの主人公みたいにはなりたくない」といった形で。

 今回つるばみさんは、上記に示した作品総評の中で、人間には自分と他人を比較して、ときに共感を覚えたり優越感に浸ったりする側面があることを指摘した上で、それを的確に物語化できているのが『春にして君を離れ』なのだと説明している。

 

 「読み手の自己欺瞞を暴くミステリー」。

  言い得て妙である。

_________________________________

以上で「2019年度・6月分読書会 活動報告(1)」を終ります。
ご覧いただきありがとうございました。

2019年度・6月分読書会について

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

2019年もとうとう半年が過ぎようとしています……。

新しい元号「令和」が発表されたのが「4月1日」で、

実際に「平成」と代ったのが「5月1日」。

このような大きな「節目」に向き合っていると、日々の時間が経過を忘れがちになります。

みなさんはどうでしょうか?

__________________________________

今回は、「2019年度・6月分読書会について」ということで、

6月分読書会の概要について、簡単に示したいと思います。

 

【6月分読書会概要】

○課題図書:『春にして君を離れ』(早川書房、2004)https://amzn.to/2YVG847

○開催日:6月某日

○開催場所:京都某所

○参加方法:できるだけ事前に課題図書を読んでくる(「絶対」ではない)。

      京都へ現地参加 or Skype参加。

*読書会参加希望の方は、Twitter:本ノ猪(@honnoinosisi555)に連絡をお願いします。ご参加、お待ちしています!!!

 

f:id:honnoinosisi555:20190613183408j:plain

『春にして君を離れ』(早川書房、2004)⇒https://amzn.to/2YVG847

 __________________________

以上で、「2019年度・6月分読書会について」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。

2019年度・5月分読書会 活動報告(5)

みなさん、こんにちは、本ノ猪です。

今回は「2019年度・5月分読書会 活動報告(5)」ということで、幾人かの読書会参加者の感想文を掲載したいと思います。

 

秋山白さん(@akiyamahaku)の感想文↓

今回の読書会は課題図書(平成精神史)を読まずに参加させてもらった。時間がなかったわけではないので必要最低限の礼を欠いた言い訳にもならないが、自分としてはおそらく初めてのことで変に期待していた、未読のまま読書会に参加して楽しめるのか、と。
 結果として十分楽しみ、本への理解が深まった、と思われる(未読なので)。
 この本が各章で独立し、それを要約した発表者個人視点のレジュメ発表があってこそなのだが、自分はこの本を読んでみたくなった。それもあまりいいことではないが、よいしょよいしょの虫食い的な読み方も可能だ。だから読書会参加後からこの本への興味がじわじわ湧いてくる、この真新しい感覚に戸惑っている!

 

まささん(@syagakingzaki)の感想文↓

1)知力・体力・人徳を絶え間なくアップデートする必要がポスト平成社会にはあるのではないか?と思った。

 2)その為には資本主義の負の側面としてのブラックな労働環境をどうにかして、労働者が時間的にも経済的にも充実する必要がある。

 3)さて、そのブラックな現場にしても、それは経営者層の刹那的な視野の狭さにあるのかもしれず、そんな経営者層へのニヒリズムを感じる。

 4)自然災害などのリスク要因で不確実性のある社会を生きていたことのある日本人は、むしろ明治~昭和の国家一体で何かするというのは珍しいのではないか?(国家に全て託すのはリスク)

 5)先の見えない時代であるからこそ日本人というものが試されるポスト平成時代(令和時代?)なのか?

 

柳太郎さん(@fushigi_usg)の感想文↓

3ヶ月ぶりの参加となりました。
私も4月から幸い(?)新社会人となりましたが、早くも過ぎし学生時代に思いを馳せております。
 そんな2019年5月の課題図書『平成精神史』。今回の読書会の面々は私含め多くが20代前半ということで、平成というこの31年間を振り返るには若すぎる感もありました。しかし、私達が生まれ育ったこの時代の肌感覚を本書と比較し語り合う体験はとても貴重なものだったと思います。
 読書会としては、課題図書の内容が多岐に渡るが故に、一つ一つのトピックスにあまり深くまで潜り込めなかったのが心残りではありましたが、テーマの広範さを考えると仕方のないことでしょう。著者の持つ「日本」観のようなものがどのトピックスにも潜んでいて、全てを飲み込むには苦労しましたが、こういった視点から語られた書籍を読むのもひとつの経験となるのかなと思います。
 本筋とは関係が浅いのですが、会の中でつるばみさんの仰った文系と理系の違いというのが印象に残りました。文系の私としては、全ての事柄をそのまま暗記している訳ではなく、そこにある物語を読んでいるうちに覚えてしまうという感覚なのですが、文理を分かつとしたらその辺りに違いがあるのではないかと思います。

 

 

 

f:id:honnoinosisi555:20190508194001j:plain

片山杜秀『平成精神史』(幻冬舎新書、2019)⇒https://amzn.to/2K5kxll

 

___________________________

以上で、「2019年度・5月分読書会 活動報告(5)」を終ります。

ご覧いただきありがとうございました。